Canvaで自分で作ったテンプレートを販売することってできるの?
Canvaのテンプレートは規約を守れば誰でも販売することもが可能!
Canvaは独自のテンプレートを作って、販売することもできるので新たな収入源にしたい!自分のデザインを販売してみたい!という方にはとってもおすすめです!
初期費用がほとんどかからないので趣味や副業として小さくはじめたい人にも向いているなと思います!
この記事で分かること
- Canvaのテンプレート販売の注意点
- Canvaのテンプレートを販売する手順
- 販売プラットフォームの選び方
Canvaテンプレート販売の基本から販売プラットフォームの選び方、売れるためにすることをわかりやすく解説していきます。
Canvaのテンプレートを販売する際の注意点
はじめにCanvaのテンプレートを販売する際の注意点についてお伝えします!
Canvaではテンプレートを自作して販売することは公式で許可されていますが、それはルールを守ることが大前提。
注意点・大事なポイント
- 作成は白のキャンバスから
- デザインテンプレートリンクに限り販売が可能
- 無料素材と自分の写真で作成した場合はPDF,JPG,PNGなどのデータ販売が可
- Canvaで選べるテンプレートはCanvaと制作者に著作権がある
販売するテンプレートを作成する時は・・・必ず「真っ白なキャンバス」から作成が必要です!(超重要!)
そして販売する際はCanvaに戻れるデザインテンプレートリンクを販売する必要があります!
Canvaのテンプレートを販売したいと思ったら必ずこの点を守り、必ず一度自分でCanva公式の著作権の情報を確認するのを忘れないこと!
(※コンテンツ使用許諾契約)
ルールを守って安心して販売をしましょう~!
独自のテンプレート作成のヒント
テンプレートの販売はしたいけど、まだどんなテンプレートを作るか決めてないとう方に作成のヒントをご紹介!
Canvaにはテンプレートがたくさんありますが、Canvaにはこんなテンプレートがまだないな~とかこんなのあったらいいな~と思ったらチャンス!
私はCanva公式クリエイターとして、Canva内のテンプレートの制作をさせてもらっていますが、日本独自のイベントや特定の需要にマッチしたテンプレートはまだ公式にも少ない現状です!
Canva内でまだ少ないものと同様にInstagramの投稿デザインなどCanvaで作っている人が多いものにも需要あり!
販売するテンプレートを作成する手順
1.真っ白なキャンバスからデザインをスタート
テンプレートを販売する際には、必ず「真っ白なキャンバス」から作成を始めることが必須です!Canvaのデフォルトのテンプレートやデザインを改変して販売することは許可されていないので、「デザインを作成」というボタンから真っ白なキャンバスを呼び出してください!
2.デザインを作成
独自のアイデアを取り入れ、ターゲットに合ったテンプレートを作成します。例えば、日本独自のイベントや特定の業界向けのデザインは需要が高く、競争が少ない分、売れる可能性が高いです!
販売するテンプレートは ”誰でも簡単に使える” ように画像を重ねすぎたりとデザインを複雑にしないのがおすすめです!
3.テンプレートリンクを発行
- 「共有」をクリック
- 「・・・」すべて表示をクリック
- 「テンプレートのリンク」をクリック
- リンクをコピー
Canvaでは、完成したデザインのリンクを発行することができます。このリンクを販売商品として提供することが一般的です。リンクを使うことで、購入者はテンプレートを直接Canvaで編集することが可能になります!
このリンクを使えば、自分のオリジナルのデザインデータは編集されずに、他の人へデザインデータを提供することができるよ!
4.デザインサンプル画像をダウンロード
テンプレートを作成したらサンプル画像を作成しましょう!
購入者がどのようなテンプレートなのかを販売ページなどで確認できるようpngなどの形式でダウンロードして準備します!
Canvaのテンプレートが販売できるプラットフォーム
作ったCanvaのテンプレートはどこで販売すればいいの?
販売できる場所はいろいろあるけど、どこがいいかは人それぞれ!
Canvaのテンプレートを販売する際に検討するプラットフォームには、以下の3つの方法があります。
それぞれの方法のメリットとデメリット・選定のポイントについてまとめましたのでご参考にしてください!
- 自分のウェブサイトで販売
- ネットショップで販売
- マーケットプレイスで販売
プラットフォーム選定のポイント
- 初期費用
- 月額利用料
- 決済手数料
- 入金サイクル
- 決済サービスの種類
- ダウンロード販売
- 特徴
Canvaのテンプレート販売に決済サービスを使うにあたり気になるのが、購入された際にどうやってテンプレートリンクを送付するのかというところ。
デジタルコンテンツの販売なので、「自動送信が出来る仕組み」や「決済後ダウンロード」ができるのかを確認しています!
自分のウェブサイトで販売(決済システムの導入)
自分のウェブサイトに商品ページとオンライン決済機能を追加して販売する方法です!
自分の持っているウェブサイトに決済サービスの機能をつけ、販売できるようになるので外部のサービスなどに行ってもらうことなく販売ができるようになります!
決済手数料などが最小で自分のコントロール可能にあることが大きなメリット!
メリット・デメリット
メリット
- ブランドコントロール: 自分のウェブサイトで販売することで、ブランドイメージを完全にコントロールできます。
- 収益性: 中間手数料がないため、販売利益を最大化できます。
- カスタマイズ可能: ウェブサイトのデザインや機能を自由にカスタマイズできます。
デメリット
- 初期コストと時間: ウェブサイトの構築と決済システムの導入には初期コストと時間がかかります。
- トラフィックの確保: 自分で集客しなければならず、SEOやマーケティングが必要です。
- メンテナンス: ウェブサイトの保守・運用が必要です。
サービス比較
主なサービスは以下になります。
お客様の中には個人のサイトから決済をするのが不安な方もいると思うので、私は以下の有名どころの決済サービスで比較検討していました!
- PayPal
- Square
- Stripe
- MOSH
サービス | 初期費用 | 月額手数料 | 決済手数料 | 入金サイクル | 決済サービスの種類 | 自動化 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PayPal | 無料 | 無料 | 3.6% + 40円/取引(国内会員向け) | 即時(PayPal口座) | クレジットカード、デビットカード、銀行振込、PayPalバランス | × | 世界中で広く使用されている |
Square | 無料 | 無料 | 3.25%~/取引 | 最短翌営業日 | クレジットカード、デビットカード、モバイル決済 | ◯ | 使いやすいインターフェース |
Stripe | 無料 | 無料 | 3.6% + 30円/取引 | 2 ~ 7 営業日、カスタマイズ可能 | クレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Google Pay、コンビニ決済 | × | カスタマイズ性が高い |
MOSH | 無料 | 無料 | 決済手数料3.5%+サービス利用料3%+99円 | 1-2営業日 | クレジットカード、銀行振込、キャリア決済、コンビニ決済、電子決済 | 個人向けサービスに強い、使いやすい管理画面 |
※情報は基礎情報で細かな条件やプランよっても変わってきますので、詳細は各サービスをご確認ください。
すべてリサーチした感じだと各社の利用料や手数料はそこまで差がなく、支払いサービスも特殊な決済を使いたいというのがなければサービス特徴で選ぶのがいいなといった印象です!
PayPalは認知度が高く安心感がある、Squareはシンプルで情報が分かりやすい、Stripeはカスタマイズ性が高いので独自のビジネスモデルに対応したい方という印象。
PayPalとStripeはデジタルコンテンツのダウンロード販売のやりやすさでいうと、標準機能はなく現時点では「他ツールとの連携をしたりすればできる」といった感じでハードルが高めです!(2024年6月現在)
SquareはSquareオンラインビジネス
個人的にはMOSH好きで、個人ブランドを支援してくれるサービスなので、個人サービスに向いている機能が多く「分かりやすい!使いやすい!」といった印象です!
MOSHから申し込んだゲストがアクセスできるページにリンクをアップロードすることができるので、Canvaのテンプレートを販売との相性がすごくよさそうでした!
スマホファーストの商品ページの作成が簡単に作れて、
個人で使用している事例がたくさんあるのでとても参考になりました!
ネットショップサービス
ネットショップのサービスで自分のショップを開設して販売する方法です!
サービスによってはすごく簡単にネットショプを開設することができて、自分のサイトがなくても自分だけの商品を並べることができるようになります!
ショップとしての機能すでにあって細やかに対応されているのでらくらく!
メリット・デメリット
メリット
- 簡単なセットアップ: 短時間でショップを開設でき、技術的な知識が不要です。
- 内蔵決済システム: 多くのネットショップサービスには決済システムが標準装備されています。
- サポート: 技術サポートやヘルプデスクが利用できるため、問題解決がスムーズです。
デメリット
- 手数料: プラットフォーム手数料や取引手数料がかかる場合があります。
- カスタマイズ制限: プラットフォームの制限により、カスタマイズの自由度が低い場合があります。
- 競争: 同じプラットフォーム上で多くの競合が存在する可能性があります。
サービス比較
主なサービスは以下になります。
- BASE
- STORES
- カラーミー
- Shopify
サービス | 初期費用 | 月額手数料 | 決済手数料 | 入金サイクル | 決済サービスの種類 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
BASE | 無料 | 無料 | 3.6% + 40円/取引 | 10営業日 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、PayPal | 初心者向け、豊富なデザインテンプレート |
STORES | 無料 | 無料 | 5%/取引 (フリープラン) | 月2回 | クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、PayPal | 手軽に開設できる、豊富なプラグイン |
カラーミー | 3,300円 | 3,300円/月 | 5%/取引 | 月1回 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済 | 多機能で自由度が高い、カスタマイズ性に優れる |
Shopify | 無料トライアルあり | 29ドル/月 | 2.9% + 30¢/取引 | 2-5営業日 | クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、Amazon Pay | グローバル対応、多言語・多通貨対応 |
マーケットプレイス
すでに集客力のあるマーケットが集まるサービスに設置して販売する方法です!
商品ページを作成するだけで人がすでに集まっているところに出品することができます!
プラットフォーム内での競争が激しいのでその中でいかに選んでもらう工夫をするか、見つけてもらうかが鍵!
メリット・デメリット
メリット
- 既存のトラフィック: マーケットプレイスには既に多くのユーザーがいるため、集客が容易です。
- 信頼性: 大手マーケットプレイスは信頼性が高く、購入者からの信頼を得やすいです。
- 簡単な販売開始: 簡単に商品をリストアップし、販売を開始できます。
デメリット
- 手数料: 販売手数料やリスティング手数料がかかる場合があります。
- ブランドコントロールの欠如: マーケットプレイス上ではブランドイメージのコントロールが難しいです。
- 競争: 多くの競合商品が存在し、目立つためには努力が必要です。
サービス比較
主なサービスは以下になります。
- ココナラ
- minne
- Creema
- Etsy
- Creative Market
私の場合は個人で小規模に使いたいという目的だったので、なるべく経費がかからずにはじめられるものを検討しました!
サービス | 初期費用 | 月額手数料 | 決済手数料 | 入金サイクル | 決済サービスの種類 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
ココナラ | 無料 | 無料 | 販売価格の22% | 月2回 | クレジットカード、キャリア決済、コンビニ決済、銀行振込 | スキルや知識を売買する日本のマーケットプレイス |
minne | 無料 | 無料 | 10%/取引 | 翌月末日 | クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込 | 日本国内で人気、ハンドメイド作品の販売に特化 |
Creema | 無料 | 無料 | 販売価格の11%/取引 | 翌月末日 | クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込 | 日本国内で人気、アート作品の販売にも対応 |
Etsy | 無料 | 0.20ドル/商品リスティング | 5%/取引 + 3% + 25¢/決済手数料 | 2-5営業日 | クレジットカード、PayPal、Apple Pay、Google Pay | グローバル対応、ハンドメイドおよびヴィンテージ商品に特化 |
Creative Market | 無料 | 無料 | 30%/取引 | 月末締め翌月払い | クレジットカード、PayPal | デジタルデザイン素材に特化、クリエイター向けマーケットプレイス |
など、様々な条件を見て自分に合う販売方法を探してみてください!
Canvaのテンプレートが売れていくようになるために
テンプレートは作れて、販売の準備も出来たけどそれだけじゃ売れないよね?
準備ができたら、、必要としてくれる人と出会って、購入してくれるまでの道筋を整えていこう!
テンプレートが作れて、販売が整ったら欲しい!と言ってくれるお客様と出会うことがまずは重要!
何を使って・どうやって知ってもらうのか、、考えてみました!
ウェブサイトへの流入
テンプレートの説明に最適なキーワードを選定、SEO(検索エンジン最適化)をおこなってお客様に「検索」で見つけてもらえるようにしていく方法。ピンポイントで検索した人に見てもらえるので、キーワードとの親和性が高ければ見つけてもらったお客様にバッチリ合うテンプレートが見てもらえて◎
キーワードリサーチを行い、関連するキーワードを効果的にコンテンツに組み込む
SNSの活用する
広範なオーディエンスにアプローチできるSNS。テンプレートの販売は視覚的な要素の高いInstagramやPinterest、使い方によっては他のSNSも活用ができる◎
定期的に新しいテンプレートやデザインヒントを投稿し、フォロワーさんとの繋がりを深め露出していく
商品ページを最適化
ココナラなどのプラットフォームを使用する際はそのプラットフォーム上での最適化をやっていく必要あり。口コミや実績が上がっていくとどんどん相乗効果になっていくので◎
プラットフォーム最適化のためのリサーチ、見せ方の工夫、実践を重ねていく
この記事ではCanvaテンプレートを販売する方法とその注意点についてお伝えしました!
最後までお読みくださりありがとうございました!